福知山マラソン ファンラン参加賞が
福知山市在住の漫画家こうの史代さんのデザイン描き下ろしナップサックに決定!
2025年11月23日(日・祝)開催の「第33回福知山マラソン」のファンランの参加賞が福知山市在住の漫画家・こうの史代さんのデザイン描き下ろしナップサックに決定しました。
『この世界の片隅に』『夕凪の街 桜の国』などで知られるこうのさんは、2016年に福知山市へ移住。2025年は漫画家生活30周年。4月には、本市が物語の舞台である最新作『空色心経』を、実に約12年ぶりの長編ストーリー漫画として発表しました。
また、6月8日(日)~7月27日(日)の期間、こうの史代さんの過去最大規模の展覧会を福知山市佐藤太清記念美術館にて開催しています。
こうのさんは、これまで福知山マラソンにランナーとしての参加や、ボランティアとしての活動も行ってこられ、ご自身のブログなどでもその経験をあたたかく綴っていただいています。大会への深い愛着と福知山への思いから、今回のデザインにも特別な想いを込めて描いていただきます。
7月12日(土)には丹波生活衣館のロビーにてナップサックのデザインイラストをライブペインティングで描き上げることが決定しました。
福知山マラソンコースが目の前にある場所で、こうのさんがデザインを描きあげる貴重な制作風景を間近でご覧ください。
ファンラン参加賞について
参加賞 | こうの史代さん描き下ろしデザインのナップサック |
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対象 | 第33回福知山マラソン ファンラン「2km・3km・3kmペア」の参加者 |
内容 | 子どもが普段使いできるようなイラストをこうの史代さんにデザインいただき、ナップサックにプリントする。 |
ライブペインティングVol.4について

日時 | 2025年7月12日(土)11:00~ |
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場所 | 福知山市丹波生活衣館ロビー(福知山マラソンお城前折り返し地点すぐそば) |
入場 | 無料 |
漫画家こうの史代さんについて
1968年広島市生まれ。広島大学理学部中退。放送大学教養学部卒。1995年、「街角花だより」の連載で漫画家デビュー。インコとの日常を描く4コマ漫画「ぴっぴら帳(ノート)」で人気を博す。ニワトリと少女のユニークな日々を綴ったショートストーリー漫画「こっこさん」、子供の心を見開きページに釘付けにしたカラー漫画「かっぱのねね子」も同時期に連載。夫婦の気ままでコミカルな永遠の一日を捉えた「長い道」、こうの自身より年齢が上の主人公を初めて描いたドタバタ二世帯喜劇「さんさん録」でさらなる新境地を開く。原爆の被害とその後に続く“終わっていない”日々を真摯に紡いだ「夕凪の街 桜の国」を発表し、話題に。同作で第9回手治虫文化賞新生賞、第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞、映画化やドラマ化もされた。広島の軍都・呉の戦災を描く「この世界の片隅に」は、戦前から戦後まで、個人の時間を奪う戦争の惨禍のすべてを、日常の低い視点から力強く描いた。本作は第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、またアニメーション映画(片渕須直監督)がロングラン大ヒットを記録。こうのにとっても集大成的な作品となった。その後も漫画という表現に対する好奇心は尽きず、非凡な才能炸裂のエッセイ漫画「平凡倶楽部」、ボールペンだけで古事記を忠実に漫画化した「ぼおるぺん古事記」(古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞)、東日本大震災の翌年から描き継がれている「日の鳥」、漫符を素材にした画期的な漫画図鑑「ギガタウン 漫符図譜」、百人一首と遊んだ華麗なるカラー1コマ漫画「百一 hyakuich」など、ひとつとして似ていない作品を続々と発表。最新作「空色心経」では般若心経とコロナ禍の日々を2色の糸で撚り合わせるように重ね、時空を超えた世界と日常を結んでみせた。ブログ「こうのの日々」では「空色心経」の制作過程やインコTさんとの日常、日々のスケッチなどを公開している。
漫画家こうの史代さんと福知山市の関わり
- こうの史代さんは、2016年に京都府福知山市に移住。
- 福知山ゆかりの武将・明智光秀が主人公の大河ドラマ放送終了後、福知山城公式サイト立ち上げにあわせて、本市からの依頼でイラスト「麒麟のいる街」を描きおろし。イラストは、福知山市役所職員の名刺やいがいと!福知山ファンクラブの市外会員証などでも使用されている。
- 福知山市立図書館開設100周年を記念し、「こうの史代『荒神絵巻』作品展」を開催(2025年)。また図書館雑誌スポンサー制度により、こうのさんは6誌の雑誌を提供している。
- 福知山市内唯一の映画館「福知山シネマ」は、こうのさんイラストの懸垂幕を掲げるほか、過去にこうのさんのトークショーや原作映画「この世界の片隅に」上映とパネル展示を実施。
- こうの史代さんの最新作「空色心経」(朝日新聞出版)では、福知山を舞台に由良川の河川敷などが細やかに描かれている。
『こうの史代まちなかお絵かきプロジェクト』について
「福知山の変」に選ばれたことをきっかけに、こうの史代さんは、福知山のまちと関わりながら創作をする企画「こうの史代まちなかお絵かきプロジェクト」を始動させました!
Vol.1 こうのさん描き下ろし!架空の映画看板

2025年4月23日~ 福知山シネマ外壁に掲出中
主催:こうの史代共催:福知山シネマ
- 「こうの史代展」連動企画
Vol.2 福知山城でライブペインティング!(終了)

2025年6月15日(日)・16日(月)11:00頃~17:00頃
場所:福知山城天守閣竜王の間
観覧無料・予約不要
主催:福知山市 福知山市佐藤太清記念美術館企画:こうの史代
Vol.3 福知山シネマでライブペインティング!(終了)

2025年6月29日(日)11:00頃~15:00頃
場所:福知山シネマ内 シネマ+プラス
観覧無料・予約不要
主催:こうの史代共催:福知山シネマ
7月27日まで開催中!『漫画家生活30周年 こうの史代展 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり』

漫画家生活30周年を迎えた本市在住の漫画家こうの史代さん、過去最大規模の展覧会。大ヒット作』夕凪の街 桜の国』や『この世界の片隅に』をはじめ、福知山市が舞台の最新作『空色心経』など500枚以上の漫画原画、絵本原画、作品のコンテやメモ、制作風景を記録した初公開の映像を展示します!
- 『漫画家生活30周年 こうの史代展
鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり』 -
期間 2025年6月8日(日)~7月27日(日)
([前期展示]7月6日まで、[後期展示]7月9日~)休館日 毎週火曜日 時間 9:00~17:00(ただし入館は16:30まで) 場所 福知山市佐藤太清記念美術館
(京都府福知山市字岡ノ32-64)入館料 大人720円 子ども350円
- 通常料金と異なります
詳細 https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/soshiki/7/74944.html 主催 福知山市、福知山市佐藤太清記念美術館 協力 呉市立美術館、コアミックス、朝日新聞出版、日本文芸社、平凡社 監修 福永信 企画 青幻舎プロモーション