福知山について
2020大河ドラマ「麒麟がくる」明智光秀ゆかりの地
1579年丹波を平定した明智光秀は、この地方にあった横山城を改築し、福知山城と名付けました。城下を水害から守るため堤防を築き、その名残は現在も明智藪として残っています。
また、地子銭を免除するなど善政を施しました。そのため当時の領民から大変慕われ、マラソンコースの4㎞地点にある御霊神社には、明智光秀の御霊がまつられています。
大江山連峰・ブナの原生林・雲海
マラソンコースの舞台となる大江町に位置する大江山は、「酒呑童子」をはじめとする鬼伝説が残る神秘的な山で、平成19年8月に国定公園に指定されました。
秋に8合目の鬼嶽稲荷神社から見渡す雲海は、乳白の中に山々が島のように浮かんで見えます。雲海の発生率が高く、現地近くまで車で直接行けるため、雲海の発生する10月から12月にかけては雲海見物の人気スポットとなります。
また、温暖帯性と冷温帯性の植物群が交じり合い、多様な植物相が見られ、特にブナ林は原生林として残る貴重な森です。